こんにちは、KANAです。
今回は、前回描いた「顔」のイラストをもとに、いくつか表情のバリエーションを描いていきます。
表情を変えることで、意外とかんたんに「気持ち」を表現できるので、これだけでイラストの表現の幅が広がりますよ。
スポンサーリンク
表情のバリエーションを描こう
ベースの顔から、目や口の形を変えるだけで、色々な表情が表現できます。
まずは基本の感情である「喜怒哀楽(きどあいらく)」から練習していきましょう。
喜怒哀楽とは、「喜び・怒り・悲しみ・楽しみ」の4つの感情のことです。
喜び 口をにっこり開けて、笑った表情に。 |
怒り 眉間(みけん)にシワをよせて。口をへの字に。 |
悲しみ 目をふし目にして、口はへの字に。 |
楽しみ 口をUの字にしてほほえむ感じに。 |
表情に要素をプラスして
顔に「涙」や「汗」、「効果線」などの要素を加えると、より感情をわかりやすく表現できます。
喜び 顔の周りに効果線を追加して、はじけた雰囲気に。 |
怒り 顔に青筋マークをつけて、湯気のような効果線をプラス。 |
悲しみ 直線の効果線で沈んだ感じに。目から涙がぽろり。 |
楽しみ うきうきした感じをお花のマークで表現。 |
髪の毛をわざと動かして
表情に合わせて、わざと髪の毛を動かすのも面白いですね。より強く感情が伝わります。
気持ちが上がるときは、上へ跳ね上げたり… | 気持ちが下がるときは、下へ落としたり… |
気持ちの度合いを描き分けてみる
気持ちの大きさによって、「喜怒哀楽」を描き分けてみるとこんな感じに。
右の絵になるほど、感情が大きくなっているように見えるかな?
口をおわん形にしてにっこり。 | さらに目もにっこりさせて。 | 目をギュッとつむって、口角をより上げます。 |
眉間にシワをよせ、口をへの字にしてむっすりした感じ。 | 目をつり上げ、口をふくらませてプンプン。青筋マークもプラス。 | 白目にして、歯を食いしばって。頭の湯気でカンカンに。 |
伏し目にして、への字の口でしょんぼり。 | 閉じた目から涙が一粒。 | 涙をたくさん流して、口を開けて号泣。 |
目を閉じてニコリとほほえみます。 | 「喜び」より控えめな笑みで。 | うきうきする感じを出して。音符も効果的。 |
その他にもこんな表情
「喜怒哀楽」以外にも、驚いたり困ったり、眠そうだったりと、さまざまな表情が表現できます。
驚き 目を見開いて、口を大きく開けます。波形の効果線をつけるとわかりやすい。 |
眠い 目を一本線、口を半開きに。顔の横にぽわーんとした○を描くと効果的。 |
大好き 目をハート形にして、顔のまわりにもハートを散らします。髪の毛にも動きを。 |
考える 目の形をUの字にして、口を一本線に。「考える」のほかにも「ノーコメント」の表情として。 |
すっぱい 目をギュッとつむって、口を*にすると「すっぱい」顔に。 |
苦い 目をギュッとつむって、口をギザギザにすると「苦い」「つらい」顔に。 |
おわりに
以上、キャラクターの「表情」について、くわしく描いてみました。
もし描くのに行き詰まったときは、身近にあるマンガやアニメを参考にしてみてください。キャラクターのさまざまな表情が、よいお手本になるはずです。
それでは今回はこの辺で。|/・x・)/バイバーイ♪